薬物中心の精神科治療に疑問を持つ人のための、「現代精神医学」の捉え方と、疾患別「減断薬」の方法

精神障害の診断や治療がどのように決定されているのか、精神科医の立場から説明します。現代精神医学の考え方を知ることで、精神科医が薬物中心の医療を行う理由がみえてくると思います。また減断薬サポート医として、疾患別の減断薬の捉え方をお伝えします。

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精神科・心療内科は、人生の壁にぶつかった時になやみをきいてくれるところ、あるいは身体的な不調で色んな科に行ったが原因がわからず、「ストレス性」といわれたときに、その不調の原因を解き明かしてくれるところ、ショッキングな出来事があり自分が壊れそうなときに、まだ自分は正常なのかそれとも異常なのか判断してくれるところ。

そんな期待で受診したけれど、ほとんど話も聞かずに病名を告げられ、とりあえず薬飲んでみてと言われた。そんなきっかけから精神科や心療内科との付き合いが始まり、気が付けば長い間、ずっと薬を飲み続けている。

でも受診前の症状は、まだ克服していない。

それって、治療しているのでしょうか。診断、薬、医師の助言、それらは正しいのでしょうか。もし、歯科で、長いことかかって治療していてもまだ症状を克服していなければ、そんな歯医者は患者さんが行かなくなりますよね。なのに精神科は、そういう医者のところがとても混んでいるのです。

そこには、現代精神医学が作り出した、精神障害のイメージが大きくかかわっています。なぜ、精神障害は治らない病気とされたのか、そのことを考えてみましょう。

また、向精神薬を減らすときの方法について、疾患別に説明しています。みなさんが、あるいは皆さんの周囲の人が、何らかの精神障害と診断されていたり、向精神薬を服用中であるなら、ぜひ受講してみてください。

What You Will Learn!

  • 自己治癒力
  • 自然療法
  • 向精神薬
  • 減断薬

Who Should Attend!

  • 向精神薬を飲んでいる人、その家族、支援者。
  • 精神科医療に疑問を持つひと。